2008年03月30日

実録 連合赤軍 〜あさま山荘への道程〜5

今日は「実録 連合赤軍 〜あさま山荘への道程〜」という映画を観てきました。

まだ記事を書いていないネタはたくさん溜まってるんだけど、この映画についての感想は、すぐに残しておくべきだと思ったので、優先して書いています。

もともとこの時代の学生運動とか、連合赤軍暴走の背景に興味があって、数年前、警察側からの視点で描かれた突入せよ!「あさま山荘」事件
も観たのですが、私が知りたかったのは、赤軍側の話だったので、思っていたものと違いちょっぴり拍子抜けだったのです。

先日「めざましテレビ」でこの映画の話題が取り上げられ、これは絶対観なければと思い、ネットで調べたら、内容の過激さからか、ミニシアターで、1週間のみの公開じゃないですか。ということは、今日行くしかないよ〜ってことで早速行って参りました。

この作品は3時間強にもなる長編でしたが、衝撃的シーンの連続で、退屈する暇はありませんでした。特に、中盤以降、幹部の暴走が始まってからは、思わず目を背けたくなるシーンが続出 でも、これ実話なんですよね〜。しかも、自分達の親世代に起こった出来事だと思うと、本当に信じられない気持ちでいっぱいになります。

つい最近まで、海外に逃亡した連合赤軍幹部の逮捕のニュースを目にする機会がありましたが、当時まだ生まれてなかったか、物心もついてないくらいだった私としては、親からの話を聞いていただけなので、彼らが実際何をしたのか、なぜ海外に拠点を移したのかなど、実際のところピンときていませんでした。

でもこの映画を観て、あの時代に何が起きていたのか、名前だけ知っていた人物が、当時どうゆう役割を担っていたのかということも、よく理解できました。

人間って、閉鎖的環境に集団でこもっていると、だんだん狂っていくものなのでしょうか。リーダーが独裁的になって行き、気に食わない人間を惨殺し始め、その他大勢は恐怖により服従を強いられる構図。

それぞれ個になれば、まともな判断力がちゃんとあって、普通に良い人だったりするのに、その場で暴走を止めることができないなんて…。その他の全員が団結しさえすれば、救えた命もあったはず。ずっと緊張状態の中にいて、目の前で仲間が殺されるのを何度も見ていたら、だんだん感覚が麻痺してくるのでしょうか…。一緒に残虐行為に走ってしまう。根本的なところでは、子供の「いじめ」も同じですよね。集団って本当に恐ろしいです。

私の世代では、「オウム真理教」の事件がリアルですが、ある意味、第2次世界大戦中の日本やナチスドイツもその規模が大きい版という気がしています。

「あさま山荘事件」と言えば、戦後の衝撃的ニュースの1つに必ず上げられるような大事件ですが、この事件そのものは、追い詰められた連合赤軍の残党が起こした事件であって、大事なのはそこに至った過程。

映画を観に来ていた方のほとんどはいわゆる団塊世代の方でしたが、その子供世代である私達、そして、それよりもっと下の世代こそ、ちゃんと知っておくべき歴史の1ページだという気がしています。



mari5smz at 20:01│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!邦画 

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